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2018-08-05

未来のミライ 感想

賛否両論なジブリ映画見てきました。

細田監督の作品はほぼ見ています
代表作品としては
・時をかける少女
・サマーウォーズ
・おおかみこどもの雨と雪
・バケモノの子

良くも悪くも上記の作品の表現が使いまわされてると感じる場面が多いですね。
タイムリープ物の「タテの広い世界観」を軸にしながらサマーウォーズの「ヨコに広い世界観」を要所要所で解き放っているような雰囲気でした。

追記&改行多めにしておきましょうか






























































評価としては3つ星半
酷評される問題の一つは声優問題かもしれない

「タテの世界観」を軸に「ヨコの世界観」を広げる細田ワールド
開始してすぐに赤ちゃんを迎え入れるくんちゃんとそのご両親
赤ちゃんの命に尊さを感じながら、自分が「兄」になる自覚をし始めるくんちゃん
しかし、兄になるというのは家族の中の立場の問題だけではない。今まで独り占めしていた両親の愛情が分散してしまう問題を抱えることになる。
中庭に現れた不思議なおじさん?と思ったらそれは犬の擬人化された姿
男は「王子」と名乗るとくんちゃんが生まれてきたせいで愛情を受けられなくなり、エサも安物になって不満を溜めこんでいる様子。
そんな王子のためにパパとママにエサを変えるように要求するくんちゃん。ペットを可愛がっているのが見て取れる

手のあざが目印?未来のみらいちゃん!?
手のひらから手首にかけて大きく広がったみらいちゃんのあざ
祖父母との会話シーンでは「消えるかどうかわからない」と不安そうにママが話していたが、少なくとも中高生のみらいちゃんの手にはくっきり残ってしまっている。
「見ないで!」と怒り口調で隠していることから、気になっているようだ。
未来のみらいちゃんはピンポイントに「ひな人形を片づけてほしい」とくんちゃんに頼む。
ひな人形を片づけるのが1日遅れると1年婚期が遅れる言い伝えのためにタイムリープしてくるのだから恋する乙女は強い
このタイムリープする労力で好きな人にアプローチする方がよっぽど結婚が近くなるのは突っ込んではいけないところだろう

未来のみらいちゃんと王子のゆっことの共同作業
笑いつかれるくらいまでくすぐられて、ひな人形の片づけのミッションを下されるくんちゃん
罰ゲーム感覚の「はちげーむ」は大好評だったようで「もっとやって・・・」とドMくんちゃんが生まれます(笑)
PCで仕事中、何を言われても返事はするけど画面から目を離さないパパを相手にだるまさんが転んだが始まります。
なんとかひな人形を片づけることに成功はしたけれどくんちゃんは「僕が片づけた。みらいちゃんとゆっこともね」
全てを打ち上げてしまいますが、所詮は子供の戯言。笑って流されます。

成長しているのはくんちゃんだけじゃない。パパもママもそのまたパパもママも
このあたりはタイムリープものだからこその描写でしょうね。ドラえもんに近い世界観を感じます。
未来のみらいちゃんと絡んでいるかと思いきや、今度は自分が過去の世界に入り、小さい頃のママと遊びます。
とにかく家を散らかす!もういたずらのレベルを超えている次元の荒らしっぷりです。泥棒にでも入られたんでしょうか?
ママは一見強気ですが玄関に祖母が帰ってくると態度が一変!泣きながら謝ります。
そんな中、大雨なのに外に逃げるように放り出されてしまったくんちゃんはさらに別の世界へ・・・?
そこにいたのはパパを思わせる若い男。バイクを作っているようだが、興味を持ちつつも自転車が怖いくんちゃん。
つい最近自転車を補助輪なしで乗るために練習して何度も転んで、しまいには自分をそっちのけでみらいちゃんをあやすお父さん。
とにかく乗り物が怖いのです。
しかし、その男にされるがまま、馬に乗り、バイクに乗り、「乗り物のコツは全て同じ」であるというアドバイスを受けるくんちゃん
後にわかるのはこの男がくんちゃんにとって「曽祖父(ひいじいさん)」に当たる人物であること。
戦争で徴兵され、船にも乗った彼だからこそ、乗り物のエキスパートとしてのアドバイスだったのでしょう。

下を見ず、まっすぐ遠くを見る
この一言をくんちゃんは一生忘れないでしょう。
自転車に乗れて、近所の同い年くらいの子供達とも打ち解けました。
-子供ってすごいね。教えたわけでもないのに、ある時パッと出来るようになるんだから-
曽祖父が助言し、パパが応援し、ママが褒める
具体的に手取り足取り教えたわけではないけれど、気が付けば一族総出でくんちゃんの自転車に乗る技術のサポートをしていることに誰も気づいていません。

未来の自分との対面-迷子になった時間軸は?
田舎の駅で会った目つきの悪い男子学生は未来のくんちゃんでしょうか?
おなじ時間軸にみらいちゃんが二人存在出来ないって話があったせいで、この場面で会話しているのが謎でした
「回想シーン」として使われているのかな?
目の前に来た電車に乗ってしまった事で迷子になってしまうくんちゃん
「上野東京ライン」が存在しているのでここ数年の時間軸であるのは間違いないでしょう。
パパを呼べば他の親子連れが振りむき、ママを呼べば鬼ババが振りむく。
機械音声を相手に自分の家族の情報を開示しなければ一人ぼっちの世界の電車に誘われてしまう
ママの名前?パパの名前?なにも思い出せない!
そうすると電車に吸い込まれそうになるのはあかちゃんのみらいちゃん。
-僕はみらいちゃんのお兄ちゃん!-
自身が守られる存在としてではなく、守る存在であることを自覚し、未来のみらいちゃんと再開できた。
上の部屋に逃げ込むだけの家出のつもりが、タイムリープしてしまったのだから、スケールのでかい家出だ(笑)

パパもママも成長していく。未来のみらいちゃんと見るインデックス
祖父が猫を嫌いになった理由、自分が一番愛されていると思い込んでたママの思い違い
小学生になってやっとの思いで自転車の練習をしていたパパ。曽祖母がゆっくり走らなかったら結婚していなかった曽祖父
全てが繋がって、くんちゃんもみらいちゃんもこの世界に生まれてきた。

大方こんなところでしょうか。
タテの世界を広げている最中にヨコにも広げてくるものだから、その辺の処理がなかなか追いつかないと見ていて?が浮かんできますね。
くんちゃんの4歳児の仕草は再現度がかなり高いらしいです。4歳児と絡む機会は流石にぜんぜんないのでよくわかりません(笑)
みらいちゃんがベビーカーからずり落ちていた際、王子は「同じ人間が同時に存在出来ないから消えた」と言っていたけど、そもそもあの場面の未来のみらいちゃんって隠れてただけで存在はしているからそのセリフがよくわかりません。
中庭に居る間は存在していない扱いになるのなら、くんちゃんに至っては結構な時間あの世界に存在していないタイミングが生じていますよね。
パパはてっきり「イクメン」かと思いきや火事には不慣れ。近所のお母さんたちにもおそらく見透かされているであろう優しいパパ(笑)
若い頃の曽祖父が妙に格好良く描かれていましたね。あの作品の中ではあの家族の始まりになる人物ですから、神格化されているのもあるのでしょうか。
くんちゃんが新幹線が好きなのは乗り物好きなDNAを受け継いでいる表現なのかな?

結構楽しめましたが、タイムリープ物でヨコにも広げるとみるのが結構大変ですね。
未来のみらいちゃんとインデックス探してる時の白い背景に無数の線が浮き出ている描写はサマーウォーズの「オズの世界」を思い出しますね。

そんな久々に劇場で見たジブリ映画の所感
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